からからと北風が吹き、銀杏の葉っぱもカサカサと舞い上がった11時30分、待ち合わせ場所に颯爽と現れた石井社長。今回は江戸川橋駅、徒歩6.7分のイタリアン“バンディエラ”でお話しを伺った。
「令和6年1月、石川県能登半島地震で、旅行業界も大打撃です。災害はもはや、身近な、隣の、いえ、わたくし事と捉えて、備えなくてはなりませんね。旅にも、やはり準備があります。500mlのお水ペットボトルがあるかないかで、飴玉一個持ち歩いているかで、生死を分ける場面もでてくる可能性だってあります。明るいニュースの成功の裏には、地道な努力、すなわち準備期間があるのです。BIGNEWSは、なんといっても大谷選手でしょう。一場面の切り取った姿しかみれませんが、相当な訓練をされたのでしょう。だからこその成功を手にすることができたのでしょう。同じ日本人として誇らしいですね。
我々、旅行新聞新社は旅行業界だけではなく、たくさんの企業、団体、人々に支えられて長きにわたり、今日に至ります。いまや“紙”というものが、昭和のときよりも生産性がなくなり、愕然とします。ただし、反比例するかのごとく紙の価値は高まっています。令和という時代、この苦境ともいうべき問題は、新聞だけではなく出版社や印刷業界も大打撃でしょう。
我々は、誠実に、確実に、これからも行っていきます。どうか2025年も皆様のご支援を賜りますよう、よろしくお願い申しあげます」と語った。