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≪旅スマ2対談≫ 散策編

第10回『2015年を振返り、経営者として・・・』 

〜株式会社旅行新聞新社・代表取締役石井貞徳氏と
          トラベルキャスター&旅スマ津田令子〜

furukawaya前にて
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 東京・北区王子、は資本主義の父・渋沢栄一の旧邸宅地がある。今は公益財団法人渋沢栄一記念財団として一般にも見学ができる施設である。渋沢栄一の生涯と事績に関する資料を収蔵・展示し、関連イベントなども随時開催されており、見応えがある。旧渋沢庭園に残る大正期の2棟の建築「晩香廬」「青淵文庫」は中も見学ができる国指定重要文化財である。およそ500の会社に関わりを持ち、近代経済の発展に貢献した渋沢栄一は、私子私欲ではなく国の近代化、その基盤づくり、発展に力を注ぎ、その役割に徹していた、と親族は語っている。
「渋沢栄一氏は偉大なる人物で、自分も経営をしている者として感ずるものがあります。渋沢氏の格言で『反対者には反対者の論理がある。それを聞かないうちに、いきなりけしからん奴だと怒ってもはじまらない。問題の本質的な解決には結びつかない』という言葉があります。私も、常に社員の育成には、その人の特性を見た上で、指示、発言をすることに心がけています。上から頭ごなしに命令しても意味がない。その事柄を理解してもらえるかどうか。どう相手に伝わるかを意識してますね」と石井社長は仰る。
 2015年は、北陸新幹線、長野駅—金沢駅開業したこともあり、女将サミットの会場を石川県金沢市のホテル日航金沢で「全国旅館おかみの集い—第26回全国女将サミット2015 石川」を7月15日に開いた。北陸では初開催、全国から約120人の女将が集まり盛大なサミットであった。
 そして石井社長は、毎年2回赤坂御苑で催される園遊会の、秋の園遊会に招待され、ご出席された。天皇皇后両陛下は、国や立法・行政・司法各機関の要人、都道府県の知事・議会議長,市町村の長・議会議長,各界功績者とそれぞれの配偶者約2000人をお招きになって,親しくお話しされる。皇太子同妃両殿下はじめ皇族方が出席される中、秋篠宮様と会談され、大変名誉で感銘を受けたと仰る。
「常に新しいことに挑戦していきたい。またチャレンジしないと飽きられる。健康な毎日を送り、観光業界が元気でいられるように、その為には何をしたらいいのかを考えて頑張る。業界全体で努力していくことが大事です。4年後、旅行新聞新社は45周年を迎えます。観光業界に身を置き関わってきた以上、自身がどういう状況であれ、観光業界の行く末を視ていきたいです。尽きる時まで、関わっていたいですね」観光業界に根深く関わり、行く末を見守る人がいる。こういう人が居るなら、希望がもてる。希望があれば、後に続く人もいる。まだまだ観光業界に目が離せない。


★今回の対談会場は・・・

フランス料理レストラン FURUKAWAYA(フルカワヤ)

新鮮なお野菜を中心に、胃に優しいフレンチ。ボリュームもばっちり。
ごぼうのロールケーキも、このお店の自慢ロールケーキ。

エトワールコース 4900円
ランチ 11:30〜15:00(コース2900円、3800円、5900円)
ディナー 17:00〜22:30(コース4900円、7800円、12500円)
定休日 月曜日、年末年始(月曜日の祝祭日は営業)
住所 〒114−0002 東京都北区王子1−2−2第2幸栄ビル2F 
電話 03−5974−0122
アクセス JR東日本京浜東北線・都電荒川線・東京メトロ南北線 各王子駅

★近くには・・・

①渋沢資料館
渋沢栄一の活動を広く紹介する博物館として、1982年に開館。かつて栄一が住んでいた旧渋沢邸跡地に建つ。栄一の生涯と事績に関する資料を収蔵・展示し、関連イベントなども随時開催。旧渋沢庭園に残る大正期の2棟の建築「晩香廬」「青淵文庫」の内部公開も行う。

住所 〒114−0024東京都北区西ヶ原2−16−1
電話 03−3910−2314(総務部・研究センター)03−3910−0005(渋沢史料館)03−3910−0029(情報資源センター)
営業時間
渋沢史料館 10:00〜17:00(入館は16:30まで)
晩香廬・青淵文庫 10:00〜15:45
休館日 月曜日(祝日・振替休日の場合は開館)
祝日の代休(祝日・振替休日の後の最も近い火曜日〜金曜日の1日)
年末年始(12月28日〜1月4日)、臨時休館日(運営上やむを得ず休館することがあります)
アクセス
JR京浜東北線王子駅南口下車/徒歩約5分
東京メトロ南北線西ヶ原駅下車/徒歩約7分
都電荒川線飛鳥山停留所下車/徒歩約4分
都バス飛鳥山停留所下車/徒歩約5分
北区コミュニティバス飛鳥山公園停留所下車/徒歩約3分 ※駐車場なし。
旧渋沢庭園は入園無料です  ※入園時間は、季節により変わる。
 3月〜11月9:00〜16:30、12月〜2月9:00〜16:00
入館料 個人一般300円、小中高100円

② 飛鳥山公園
京都北区のJR王子駅に隣接する公園です。享保の改革を行った江戸幕府第8代将軍徳川吉宗が、庶民が安心して花見を楽しむことができるように、この地を整備し造成を行う。江戸っ子たちは、園内で酒宴や仮装などの趣向を凝らすようになった。今でも都内有数の桜の名所となっている。都内で最も低いとされる飛鳥山は公園入口から山頂まで、自走式モノレール「あすかパークレール」が片道約2分でつないでいる。

住所 〒114−0002 東京都北区王子1−1−3
電話 03−3908−9275 
営業時間 終日(駐車場あり)
アクセス 
飛鳥山駅出口から徒歩約2分
王子駅南口出口から徒歩約3分
王子駅前駅出口から徒歩約5分

※この旅スマ2対談は年に数回更新される予定です




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