御茶ノ水の山の上ホテルは、1936年(昭和11年)に完成した旧館の建物はアール・デコ調の重厚でモダンな内外装で落ち着いた雰囲気である。出版社が多い神田に近いこともあり、作家の滞在ホテルとして有名である。川端康成、三島由紀夫、伊集院静らが泊まる、別名「文人の宿」ともよばれる。作家・檀一雄は舞台女優・入江杏子と愛人関係になり山の上ホテルで同棲したと言われる。その馴初めや破局にいたるまで描いた作品が『火宅の人』である。そして池波正太郎は、このホテルの天ぷら屋の常連で、長いカウンターの1番奥の席がお気に入りだった。滞在中に描いた絵はロビーに飾られている。伝統と歴史、そして文化人たちに愛されたことを感じるクラシカルなホテルなのである。
石井社長は、癒しの場として時々訪れるという。
◆池波正太郎 1960年『錯乱』で直木賞受賞
代表作『鬼平犯科帳』『真田太平記』等
◆川端康成 1968年ノーベル文学賞を日本人で初めて受賞
代表作『伊豆の踊子』『雪国』『千羽鶴』『眠れる美女』『古都』等
◆三島由紀夫 1967年短編小説『真夏の死』でフォルメントール国際文学賞第2位受賞
代表作 小説『仮面の告白』『金閣寺』戯曲『鹿鳴館』『近代能楽集』等
◆伊集院静 1992年『受け月』で直木賞受賞
代表作『乳房』『機関車先生』『ごろごろ』
★今回の対談会場は・・・
山の上ホテル 鉄板焼ガーデン
目の前の鉄板で、新鮮な野菜や、魚介類、上質なお肉を焼きあげてくれるまさに極上で至福のひと時を過ごせるのである。スタッフさんのきめ細かい心配りで寛げる雰囲気も良い。ランチは3000円〜。
◆ランチ
ステーキランチ
豪州産牛フィレ(150g) ¥3,000〜
和牛フィレ(120g)又はサーロイン(150g) ¥4,500〜
スペシャルランチ
和牛フィレ又はサーロイン ¥6,000
特選和牛フィレ又はサーロイン ¥9,000
◆ディナー
ステーキコース
欅(けやき) ¥8,300〜
花梨(かりん) ¥12,000
珠椿(たまつばき)¥14,000〜
住所 〒101-0062東京都千代田区神田駿河台1-1
Tel 03-3293-2311(大代表) Fax 03-3233-4567
アクセス JR・地下鉄 御茶ノ水駅下車徒歩5分
★近くには・・・
① 明治大学博物館
明治大学博物館は,建学の精神である「権利自由」「独立自治」にもとづき,学術研究の公開、学習等を目的としている。3つの部門があり,それぞれ異なる由来をもつ。商品部門は「商品博物館」、刑事部門は「刑事博物館」、考古部門は「考古学博物館」見応えがある。
住所 〒101-8301
東京都千代田区神田駿河台1-1 アカデミーコモン地階
TEL 03-3296-4448 FAX 03-3296-4365
※日曜日・祝祭日・大学の定める休日は事務室が閉室
開館時間 10:00〜17:00
※博物館図書室、ミュージアムショップM2は16:30まで
休館日 夏期休業日(8/10〜16) ※8月の土・日曜に臨時休館があります。
冬季休業日(12/26〜1/7)
※上記期間を除く日曜日・祝祭日・大学の定める休日について
展示室は開室、博物館図書室、ミュージアムショップM2は閉室(8月1日〜9月19日の土曜日も閉室)
観覧料 常設展は無料 特別展は有料の場合有
アクセス/電車
JR中央線・総武線 御茶ノ水駅/御茶ノ水橋口徒歩5分
東京メトロ丸の内線 御茶ノ水駅徒歩8分
東京メトロ千代田線 新御茶ノ水駅/B1出口徒歩8分
都営新宿線・三田線・東京メトロ半蔵門線 神保町駅/A5出口徒歩10分
② 阿久悠記念館
日本を代表する作詞家・作家阿久悠は、だれもが知る多数の歌謡曲の作詞を手がけている。その数は5,000曲以上。都はるみの『北の宿から』、沢田研二の『勝手にしやがれ』、ピンク・レディーの『UFO』等、幅広いジャンルでヒット曲を送り出す。日本レコード大賞受賞は史上最多の5回、シングルレコードの売り上げは6,800万枚を越える驚異的な数字で、史上1位という。直木賞候補となった『瀬戸内少年野球団』をはじめとする小説作品や、アフォリズム(警句)の手法を駆使したエッセイ、詩歌を多数発表し、作家としても多大な業績を残す。2010年に阿久悠記念館をオープン。
住所 〒101-8301
東京都千代田区神田駿河台1−1 明治大学アカデミーコモン地階
℡ 03-3296-4329(明治大学総務課大学史資料センター)
開館時間 10:00〜17:00
休館日夏季休業日 8/10〜16 冬季休業日12/26〜1/7
入館料無料
アクセス/電車
JR・地下鉄 御茶ノ水駅 徒歩5分
地下鉄 新御茶ノ水駅 徒歩8分
地下鉄 神保町駅 徒歩10分
③ ニコライ堂
東京復活大聖堂教会は、ギリシャ正教とも呼ばれる正教会の教会。主イイスス=ハリストス(イエス=キリストのギリシャ語読み)の復活を記憶する聖堂、ロシアから正教伝道のために来日し日本に骨を埋められた亜使徒聖ニコライ(1836-1912)がその建立にあたったことから「ニコライ堂」の名で知られている。関東大震災(1923・大正12年)で甚大な被害を被ったものの、1929年、一部外観と内装に変更を加えた上で再建される。建築家ジョサイア・コンドルの作品である。
住所 〒101—0062
東京都千代田区神田駿河台4-1 ニコライ堂
TEL 03-3295-6879
拝観時間 4月〜9月13:00〜16:00、10月〜3月13:00〜15:30
献金目安 (清掃・維持管理費として)300円
アクセス/電車
JR 中央線 御茶ノ水駅 聖橋口 徒歩2分
東京メトロ 千代田線 新御茶ノ水駅 B1出口徒歩2分
東京メトロ 丸ノ内線 御茶ノ水駅 徒歩6分
都営地下鉄 新宿線 小川町駅 B5出口徒歩7分
④ 神保町の古書店街
世界一の本の街。東京の中心部、千代田区には世界最大の本の街。古本街である。約180店舗といわれる古書店の多くは、靖国通りと白山通りが交わる神保町交差点を中心とした地域に集積しているが、広く東はJR神田駅、北はJR水道橋駅やJR御茶ノ水駅方面にかけてもこのうちの30店舗ほどが点在している。ほとんどのすべてのジャンルの本に出会える街である。
アクセス/電車
都営新宿線、都営三田線、半蔵門線 神保町駅