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第六回 ≪旅スマ2対談≫は九月下旬更新予定です

≪旅スマ2対談≫

・第五回 『田舎のふれあい、子供の遊び、そしてコミュニケーション』
〜株式会社旅行新聞新社・代表取締役石井貞徳氏と
          トラベルキャスター&旅スマ津田令子〜

ホテルメトロポリタン池袋        <中国料理・桂林>にて
ホテルメトロポリタン池袋 <中国料理・桂林>にて

旅スマ2対談 第5回
『田舎のふれあい、子供の遊び、そしてコミュニケーション』

石井  自分の生まれ育ったところもずいぶん変わりましたよ。
津田  出身地はどちらでしたでしょうか。
石井  江戸川を超えた隣の県ですよ。
津田  社長はお洒落なので生粋の都会人だと思っていました。ところで、田舎で育った人は東京に憧れを持つ人がいますよね。また地域によって育ち方が違うのではないかと思うのですが、社長はどう思いますか。
石井  東京は地方の集まりだと思います。東京生まれの生粋の江戸っ子は三代、四代目だという人のことを指しますよ。子供の育ち方ですか。時代のせいかもしれませんね。私は自分の子供を見たときに田舎を想い出します。神社でよく遊んだものです。
津田  だるまさんがころんだとかですか。
石井  それもありました(笑)あと、椎の実って分かりますか。椎の実を採りに行く遊びです。それからなんといっても、いたずらをしましたね。和尚さんに追いかけられたこともありました。昔はガキ大将がいましてね、仲間たちで集まって、夏だと裸になって水遊びしたりしました。
津田  ふれあいですね。
石井  携帯やゲームがなかった時代ですからね。玄関にランドセル置いたら仲間たちと外で遊んでました。
津田  大人から叱られたりして。
石井  そうです。叱られて成長した部分って大きいですね。友達同士でも上下関係があるので、遊び方や喧嘩の仕方、そういうふれあいの中でコミュニケーションを学んでいきました。今は核家族化しているのでそういうふれあう機会を得ないのかもしれませんね。昔はコミュニケーションの取り方、楽しみ方を自然に学べました。
津田  ゲームだと会話がないですよね。相手の表情も見れませんし。一概には言えませんが、現代の子供たちは接し方がわからないのかもしれませんね。
石井  そうですね。一番大きいのはゲームだとリセットできるんですよ。しかし我々人間関係ってリセットできない。もう一回一からやり直そうというのが出来ない時がある。だから喧嘩にしても手加減があった。自然に覚えましたね。相手への思いやりも。でも今は、だめだったらもう一回0からやればいいんだっていう思いがあるから怖い。キレるってよくニュースで放送されますよね。社会の風潮もあるのかもしれないし、時代がそうさせてるのかもしれません。なんだか悲しいですね。
津田  記憶に残る思い出ありますか。
石井  両親の実家に行くっていう夏の思い出がありますね。
津田  私は東京生まれなので田舎がないんですね。それで両親たちは、まとまった休みをとった時に軽井沢や熱海や箱根へ親戚たちと一緒に行った思い出があります。それから友達の田舎に一緒に行って、神棚にお供えしているお菓子を食べっちゃったっていうエピソードもあります。
石井  子供のときの思い出って今も鮮明に残りますね。




※この旅スマ2対談は毎月21日に更新される予定です